The Water Test
水が存在する環境を想定したデモンストレーション。
水、熱、衝撃荷重、圧力。過酷な産業設備の潤滑条件を想定したヘビーデューティー産業用グリース。
Red Crown 488は、熱、水、衝撃荷重、圧力など、一般的なグリースにとって厳しい条件で使用される産業設備向けのヘビーデューティーグリースです。
特に、水分の影響を受ける設備、衝撃荷重の発生する摺動部、製鉄・圧延設備など、潤滑剤の保持性や安定性が重要となる用途への使用をご提案します。
488シリーズにはNLGIちょう度番号1の488-1と、NLGIちょう度番号2の488-2をラインアップ。回転速度、給脂方式、環境温度、荷重条件などを確認しながら適切なグレードを選定します。
Water Resistance
Shock Loading
Mechanical Stability
Thermal Stability
Red Crown 488にはNLGIちょう度の異なる2種類があります。回転速度、ポンパビリティ、給脂方式、荷重条件などを考慮し、使用設備に適したグレードを選定します。
NLGIちょう度番号1の比較的軟らかいグリースです。比較的高い回転速度の設備や、集中給脂システムなどポンパビリティを重視する用途に推奨します。
NLGIちょう度番号2の標準的なちょう度のグリースです。一般的な産業機械の潤滑、重荷重箇所、グリースの保持性を重視する用途や、給脂間隔の最適化を検討する設備に推奨します。
重荷重、衝撃、水分、グリース保持性などが潤滑上の課題となる設備を中心に、以下のような用途への使用をご提案します。
土木・建設機械
ユニバーサルジョイント
フレキシブルカップリング
オープンギヤ
チェーン・スプロケット
ピン・ブッシュなどの重荷重箇所
水、衝撃、ギヤ、高温。潤滑剤にとって厳しい条件を想定した4つのデモンストレーションをご紹介します。
水が存在する環境を想定したデモンストレーション。
衝撃荷重を受ける条件を想定したデモンストレーション。
ギヤ潤滑における挙動を確認するデモンストレーション。
高温条件を想定したデモンストレーション。
Red Crown 488は、製鉄・圧延設備のように水分、熱、衝撃荷重など複数の厳しい条件が重なる設備への使用に適したグリースです。
特にHot Strip Millのdown coiler bearing、wedge、linkなどの箇所や、rolling oil solutionの影響を受ける圧延設備などへの適用をご提案します。
現在使用しているグリースで水洗、流出、給脂頻度、潤滑状態の維持などに課題がある場合は、Red Crown 488への切り替えを含めて選定をサポートします。
Red Crown 488-1と488-2の代表的な技術仕様を比較してご紹介します。
| 項目 | Red Crown 488-1 | Red Crown 488-2 |
|---|---|---|
| NLGIちょう度番号 | 1 | 2 |
| 混和ちょう度 | 325 | 270 |
| 外観・性状 | 粘着性(Tacky) | 粘着性(Tacky) |
| 増ちょう剤 | Silaplex | Silaplex |
| 滴点 | 450°F(約232℃) | 480°F(約249℃) |
| Timken O.K.荷重 | 60 lb | 60 lb |
| 色 | 赤色 | 赤色 |
| 基油粘度(SUS @ 210°F) | 110 | 110 |
| 粘度指数(VI) | 95 | 95 |
| 引火点 | 525°F(約274℃) | 525°F(約274℃) |
| API度 | 27.5 | 27.5 |
※ 上記は製品技術資料に記載されたTypical Test Dataです。実際の製品選定では設備温度、回転速度、荷重、給脂方式、周囲環境および既存潤滑剤との適合性などを確認してください。
グリースを変更する際は、既存グリースとの混和性、軸受形式、回転速度、荷重、運転温度、給脂方式、給脂量、再給脂周期などを確認したうえで切り替えることを推奨します。
特に異なる増ちょう剤系統のグリースへ変更する場合は、単純な継ぎ足しではなく、既存グリースの排出やフラッシングを含めた適切な切替方法をご提案します。
Relitureでは、Red Crown 488への切り替えそのものをゴールとは考えていません。設備の運転条件、荷重、回転速度、温度、水分、給脂方法、給脂量、再給脂周期などを総合的に確認し、適切なグリースと潤滑方法をご提案します。
使用中の潤滑剤や給脂条件を確認し、グリースの種類だけではなく、給脂量、給脂周期、使用環境などを含めて潤滑状態を評価します。
超音波診断技術を活用することで、軸受などの摩擦状態や潤滑不足・過剰給脂の兆候を捉え、給脂前後の状態変化を確認しながら潤滑改善を進めます。
潤滑分析と設備状態の評価を組み合わせ、給脂周期やグリース使用量の見直し、潤滑状態の安定化、設備信頼性の向上を支援します。
Relitureには、機械状態監視・診断分野におけるISO 18436-4(潤滑剤分析)およびISO 18436-8(超音波)有資格者が所属しています。潤滑剤そのものの性能だけでなく、実際の設備状態を踏まえた評価と改善提案を行います。
488-1 / 488-2の選定、現行グリースからの切り替え、サンプル評価から潤滑状態の改善までRelitureがサポートします。